ハワイ

機内も心配無用!1歳赤ちゃんハワイアン航空搭乗レポ!【子連れにおすすめのハワイ!1日目】

( ◎ 本ページはプロモーションが含まれています。)

こんにちは!こづれ旅行プランナーの、ひーです!

さて、こちらの記事でも書きましたが…

日本とハワイの時差を振り返っておきましょう。

というのも、赤ちゃん連れ旅行のスケジュールは、ふだんの赤ちゃんの生活リズムを旅行中も変えないことがとても大事だからです。

大人の事情で食事や休憩、移動の時間を決めてはいけませんよ。

あくまでも赤ちゃんにとって快適な、いつもどおりの生活を送れるよう時間配分をアレンジしてください。

今回の記事では飛行機に搭乗するところをレポートしていきますが、先に機内での様子を読みたい方は、次回と次々回からどうぞ。

次回は機内に搭乗してすぐの様子をレポート。

海外への関門!1歳赤ちゃんの機内のすごし方は?ハワイアン航空の場合【子連れにおすすめのハワイ!1日目】 ( ◎ 本ページはプロモーションが含まれています。) こんにちは!こづれ旅行プランナーの、ひーです! 前回の記事では、ハワ...

次々回は機内食が出てからホノルル到着までをレポート。

https://cozuretabi.com/kinaidenosugosikatakouhen

ハワイの現地時間と大阪からのフライト時間は?

現在のハワイ時間をパパッと計算するには、日本時間プラス5時間にし、日付を一日前にします。日本時間で4月1日の10:00のとき、ハワイでは3月31日の15:00です。

今回のフライトは関西空港を20:45に出発しますので、5時間進めると日付が変わり翌日25:45。ただ日付は前日にするので、再び出発日当日となり深夜1:45となります。

ハワイアン航空のホノルル到着は現地時間の10:05でした。ハワイ現地時間で考えると日本を1:45に出発し、ハワイには10:05に到着するということです。

また日本時間で考えると、20:45に出発し、5:05にホノルル着というスケジュールになります。

ここで必要不可欠なのは、普段のお子さんの生活リズムをそのまま旅行中でもキープすることです。

赤ちゃんにとって最大のストレスは「いつもと違うこと」だからです。寝る時間、食事の時間はいつもどおり。変えないであげてください。

むつらぼしも、遅くとも22:00までには眠ってもらうようにスケジュールを組みました。20:45には飛行機が動き出しますが、機内に入ったらできるだけ早く寝かしつけます。

その後は途中で起きることなく、ホノルルに着く直前で目を覚ましてくれるのが理想ですね。

1日目のスケジュールはこうなっています。

1日目のスケジュール

17:10

関西空港ターミナル1に到着(出発3時間半前)

17:45

チェックインカウンターで搭乗手続き

18:30

ターミナル1の3F「町家小路」で軽く夕食

※現在はレストランエリアがリニューアルしているよ!

19:00

ターミナル1の4Fに戻り、出国手続きに進む

(混んでいるとここで時間を食います)

19:10

制限エリア到着、搭乗ゲートのある北ウイングへ向かう

19:20

搭乗ゲート付近でむつらぼしに離乳食を食べさせる

時間の限りキッズスペースでしこたま遊んでもらう!

大人はハミガキ、手荷物整理、散歩をして体を動かしておく

19:55

搭乗開始のコールがかかり、子づれ優先搭乗で機内へ

機内で使わない荷物をラゲッジスペースに上げる

20:45

機体がゲートを離れ、滑走路へ向かう

ホノルルまで機上の人となる!

21:30(ハワイ時間2:30)

ハワイアンメニューの機内食

22:00(ハワイ時間3:00)

奇跡的にシートが空き、むつらぼしを寝かしつけ

27:30(ハワイ時間8:30)

2回目の機内食(朝食)

29:05(ハワイ時間10:05)

ホノルル空港に到着

A330で子連れが選ぶべき最強の一択席はここ!

ではでは!所要8時間20分の飛行機の旅、スタートです。

「小さなお子様をお連れのお客さま〜」とアナウンスが聞こえ、では出陣とばかりに機内へ乗り込みます。一歩機内へ踏み込むと、ムゥ、意外と室温は低く感じます。

さぁて、搭乗前に実行した「キッズスペースで体力を使い果たしちゃって♪」作戦の効果はいかにっ⁉︎

私たちの飛行機はエアバスA330です。事前にハワイアン航空のサイトでシートマップを確認しておきました。ハワイアン航空のサイトでは機体ごとに座席配置が分かるようシートマップが掲載されています。

下の写真が今回乗ったA330のシートマップです。赤い座席が通常のエコノミークラス。青い席はエクストラ・コンフォート・シート(JALでいうところのプレミアムエコノミークラス)です。

機体前方の18席は言うまでもなくファーストクラス。そして、言うまでもなく利用しませんので割愛しておきます…

エコノミークラスの座席数は276席あります。マップ上部が機体の前方、下部が後方になります。

A 330は機体前方に向かって左の窓際から2-4-2(2席、4席、2席)の並びのフォーメーション。座席番号は各列ともに左の窓際より右側に向かってA〜Iまで割り振られています。

後方になると機体の幅が絞られるため2-3-2となり、少し通路幅が拡がります。

私たちの席は、その通路が広いエリア。機体右側の最後尾46列目と47列目のH席・I席です。

座席まわりと機内の様子を写真で見てみてください。

シートマップでは書かれていませんでしたが、中央のブロック最後尾2列(45列、46列)はカーテンで覆われていて使用できないようになっています。写真左手に写っている一角がそれにあたります。私たちの座席の左側にあたります。

「なんじゃこりは?」と違和感はあったものの、これが案外ラッキーでした。

左隣りに他の乗客がいなかったおかげで、迷惑がかからないように気をつけるとしても、前方の乗客にだけで済むからです。

あとでCAさんに訊いてみたところ、こちらのカーテンで覆われた座席は彼らの仮眠・休憩用に使用するとのことでした。客席をそういう風に使うエアラインは初めてでした。

さて席の後ろに目を向けると、すぐ左後方にトイレがあります。その先はCAさんの待機するデッキで、機体左側の通路に回り込めるようになっています。

トイレが故障中でした。使用不可と貼り紙がしておりました。残念。

近くて便利だと考えていたのですが、あてがはずれました…

ただ他の乗客が使うこともなかったので人通りが極めて少なくなりましたし、静かでしたけどね!笑

反対側のトイレは順番待ちが長くなっておりました。

私たちはその反対側や前方のトイレを使うために歩いていくことになったものの、その点はむしろ体をほぐす機会になったのでよかったです。ここはポジティブに考えていきましょう。

シートマップだけでは実際の機内のつくりは確認できませんでしたが、こうして見てみると立ってストレッチしたり体を伸ばすスペースがあることに安心します。

バシネット予約は狭き門。赤ちゃんは膝上が基本設定!

今回のフライトではバシネットが予約できませんでした。むつらぼしは私とモグの膝の上でホノルルを目指すことになります。

バシネットとは、無料で利用可能な乳児用のベッドのこと。赤ちゃんの身長や体重による制限があり、その規定は航空会社によって異なるのですが、ハワイアン航空の場合は体重9kg未満、年齢制限は2歳未満。ベッドのサイズは長さ81cm・幅36.8cm・深さ17.7cmでこれを超える赤ちゃんは利用できません。

国際線のルールとして2歳からは座席の購入が必要になりますので、サイズの前に年齢でアウトにならないか確認してくださいね。

バシネットはCAさんが壁に取り付けるベッド機材のため、事前予約制になっていて、かつ前に壁のある座席を購入する必要があります。

もう一度シートマップを見てください。

前に壁があるのは14列の8席だけです。この列はいずれもエクストラ・コンンフォート・シートにあたります。この席を先に予約確定したうえで、バシネットの予約は別途で電話予約が必要なんです。予約窓口はハワイアン航空コールセンターになります。バシネットが利用できるのは1便につき2件までなので早い者勝ち。狙っている人は席とバシネットの予約を急いで!

私たちは座席予約に挑んだ時点ですでに14列が埋まっていたため、バシネットなしでホノルルに向かいます。往復便ともに予約できませんでしたが、エコノミー276席のうちの8席だよ、競争率高すぎでしょー!

ちなみに33列・34列もマップを見ている限り、なんだかバシネットが使えそうに見えますよね。

この席は非常口座席なんです。避難時の通路になるため広いスペースが取られていて、前には座席がありません。離陸時などはCAさんと向かい合って座るので、ちょっとはにかんでしまうこともある席です。子連れよりオジさまのニーズ高めな席かもっ!笑

赤ちゃん連れ一択の最強席、その理由

本題に戻りますが、この座席を選んだのは、まわりのお客さんへの気遣いをできるだけ少なくするためです。

理由その1。比較的空いているエリアだから。

飛行機の座席は出口に近い左側前方から埋まります。前方から中央にかけてパッケージツアーなどの団体で埋まることが多く、普通は降りる時に待ち時間が長い後方は不人気です。

これを逆手に取り、比較的空いているエリアだと見て、赤ちゃんが泣いても影響が少ないエリアだと踏んだわけです。最後尾の列にすれば後ろは気にする必要がなくなり、前方とヨコ方向に集中できます。それだけでも気持ちが楽になりますよ。

しかも泣き声というのは前から聞こえてくる方が気になるものなのです。機内では全員がずっと前方を向いて座るため、泣き声が前から聞こえるのか、後ろからなのかはかなり重要です。

赤ちゃんと飛行機に乗るあいだは、最後尾の席をとることを強くおすすめします!

理由その2。トイレが近いから。(今回は故障中でしたけど!笑)

オムツ交換をするとき、すぐにトイレに入れるのはアドバンテージです。

音がうるさいと思われるかもしれませんが、心配ご無用です!

そもそも機内は終始エンジンのゴォォォーという音が聞こえています。破壊力ばつぐんとも言うべきトイレを流す音が聞こえたとしても、エンジン音に緩和されてしまい思いのほか気になりません。赤ちゃんが起きてしまうことはないし、大人もトイレが使用されるたびに起きてしまうことはないですよね。(大人の場合は個人差があるでしょうけど)

赤ちゃんが泣き出して、どうしても泣きやんでくれない場合、非常手段としてトイレに駆け込んでしまう手もあります。排泄が非常事態のお客さんが待っている時は、この手は使えませんが。

理由その3。大人が3人以上ならタテ並びが正解。

これは最後尾を取れたら効いてくる戦術です。

たいていのファミリーはパパとママに子供が1〜2人の組み合わせかと思います。この場合は2-4-2だと、普通は中央ブロックのC〜F席をヨコ並びに予約しますよね。

もし大人が3名かそれ以上の時は、ヨコ並びではなく、タテに座席をとってください。

私たちの例でいうと最後尾47列H席・I席に私とヨー、膝上にむつらぼし。

一つ前の46列H席・I席に義母と義兄という布陣を組みました。

赤ちゃんがグズって前席の背もたれを蹴飛ばしてしまうことがあるのと、泣いてしまっても身内を一列挟むので、タテ方向の影響を軽減できるからです。

私と義母が通路側なのは、赤ちゃんをあやしたりする場面で、席を入れ替わってタッチ交代しやすくするためです。私、モグ、義母の3人シフトでむつらぼしのお世話を担当します。義兄は初の海外、初のハワイなので、ここではゆっくり睡眠をとってもらっておきます。ホノルルではたっぷりむつらぼしと遊んでもらうことになっています(そっちの方が大変という説も)。

大人が3人以上いる時は、戦略的に役割分担を決めておくと、機内でのエネルギー消費を平準化できます。

これがあとあと、ホノルルで元気に動き回るための布石になるのであります。