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こんにちは!こづれ旅行プランナーの、ひーです!
前回の記事では無事に座席が決まってホッとしたところでした。
これにてチェックイン手続きは終了です。今回の記事では国際線の長いフライトにあたり、私たちが搭乗ゲート付近で済ませたことをレポートします。
1日目のスケジュールはこちらにまとめました。搭乗までの時間配分の参考にしてください。
17:10
関西空港ターミナル1に到着(出発3時間半前)
17:45
チェックインカウンターで搭乗手続き
18:30
ターミナル1の2F「町家小路」で軽く夕食
※現在はレストランエリアがリニューアルしているよ!
19:00
ターミナル1の4Fに戻り、出国手続きに進む
(混んでいるとここで時間を食います)
19:10
制限エリア到着、搭乗ゲートのある北ウイングへ向かう
19:20
搭乗ゲート付近でむつらぼしに離乳食を食べさせる
時間の限りキッズスペースでしこたま遊んでもらう!
大人はハミガキ、手荷物整理、散歩をして体を動かしておく
19:55
搭乗開始のコールがかかり、子づれ優先搭乗で機内へ
機内で使わない荷物をラゲッジスペースに上げる
20:45
機体がゲートを離れ、滑走路へ向かう
ホノルルまで機上の人となる!
21:30(ハワイ時間2:30)
ハワイアンメニューの機内食
22:00(ハワイ時間3:00)
奇跡的にシートが空き、むつらぼしを寝かしつけ
27:30(ハワイ時間8:30)
2回目の機内食(朝食)
29:05(ハワイ時間10:05)
ホノルル空港に到着
前回の記事はこちら。
赤ちゃん連れは速やかに搭乗ゲートまで移動!
スーツケースを預け入れて身軽になったところで出発への高揚感が増します。
この時点で18:25となりました。
国際線出発ターミナルのある4Fでは、することは特にありません。
海外に行く時、米ドルへの両替を関西空港ですることもありますが、私たちの場合は事前に市中の銀行(具体的には梅田や難波の外貨両替の扱いがある都市銀行)で済ませておきます。今回もすでにある程度の米ドルを用意してあるので、さっそく出国手続きに向かうことにしました。
両替については詳しく別記事で触れますが、少しだけ寄り道のお話し。
ハワイに着くと何かとチップを渡す場面がすぐにやってきます。ホノルル空港からのタクシーのドライバーや、ホテルのポーターなどですね。空港やホテルの両替レートはあまり良くないですし、貴重な滞在時間を両替に使うのは必要最低限にしたいもの。滞在中に使う金額のうち食事代はクレジットカードを使い、それ以外の買い物やチップの回数を想定しておいて、まとまった米ドルを持って行くようにしましょう。
さて、まだ時間には余裕があるので、出発口までむつらぼしには散歩をしておいてもらいます。
義母と義兄に両手をつないでもらって、なんともうれしそう。
関西空港ではインフォメーションカウンターでベビーカーをレンタルすることができます。
搭乗口まではそのまま赤ちゃんを乗せていくことができるのですが、機内ではぐっすりと眠ってもらう作戦のため、今回は借りずにおいて、できるだけ歩いて移動してもらっていました。赤ちゃんを飛行機に乗せる前には運動あるのみなのです!
このあと飛行機に乗ったらできるだけ早く睡眠を取りたいので、一度2Fに下りて大人たちの夕食を済ませておくことにします。
2Fにはダイニングコート「町家小路」があり、いろんなジャンルの料理が手軽に食べられるので毎回フライト前にはここで食事をしています。
サブウェイのサンドイッチや中華料理も捨て難かったのですが、この先アメリカンな食事が続くのだから!ということで、ですね。セルフ形式のうどん屋さんをチョイスしました。
日本の出汁のお味が恋しくなるはずなので、フライト前に楽しんでおくことにします!
ここで義兄がセルフうどん初体験であったことが判明するのですが… うん、それはまた別のお話しなので寄り道しません。
むつらぼしは、このあと離乳食をあげますので、ここではおにぎりを少し分けてあげるにとどめます。
ボクのごはんは、まだなんだね。
30分程フハフハとうどんをすすったところで。時刻は19:00です。
では4Fに戻り、いよいよ搭乗口に向かいますよ。
4Fに3ヶ所ある出発口から保安検査場へと突入。滞りなく手荷物検査を受け、出国手続きカウンターも通過し、制限エリアに進みます。
ハワイ行きは混み合ううえにファミリー客が多数。人数が多いぶん出国手続きにかかる時間は国際線の中でも待ち列が長くなりがちです。あとあと制限エリアでやることが沢山あるので、ここは早めに終わらせておきましょう。
出国審査を抜けて制限エリアに入ると、ハワイへ向かう出発客の放つ高揚感に満ち満ちています。
国際線ならではの、それも深夜便に乗ることにともなう非日常感がただよっていて、他のファミリーのキッズたちもどこかソワソワしています。この記事を書いているおじさんの高揚感も尋常ではありません。
さぁ、いよいよ搭乗ゲートに向かうわよ〜♫
ですが赤ちゃん連れにとって、ひとつ残念なお知らせ。悲報です。
制限エリアの免税店めぐりは、あきらめてください!
ブランドショップをはしごしたい気持ちはよくわかるっ!ですが一番大事なミッションは、搭乗ゲート前で行う必要があり、ここで時間をとられるわけにはいかんのです。
空港到着を出発3時間前にしてもなお、搭乗前のショッピング時間をとる余裕はないんです。
ショッピングへの情熱はホノルルの免税店までとっておいてください。
さらば、免税店… ファイト、わたし…
というわけで、われら子連れトラベラーには搭乗時間までに済ませることが沢山あります。
まずは今回の搭乗ゲートのある北ウイングまで移動します。
出国審査を抜けたところは本館ですが、北ウイングには本館からウイングシャトルというモノレールのような乗り物で移動する必要があります。
一本くらい逃してもすぐ次の便が来るので、タイムロスはあまりありません。
シャトルの停車駅は中間駅と先端駅があり、搭乗ゲート番号によって降りる駅が違います。
私たちの14番ゲートは中間駅が最寄りなので、乗ってすぐ到着し下車となるのですが、4番〜11番ゲートの場合は次の先端駅が近くなります。
北ウイングに着いたら、搭乗ゲート付近のベンチを確保して前線基地をつくります。
おすすめはキッズスペース前!搭乗ゲート前の一帯は先に来たファミリーでベンチが埋まっています。少し搭乗口から離れるかもしれませんが、キッズスペース前は空いており赤ちゃんづれには便利です。同じく乳児を連れたファミリーが集まりますので気分的にもホッとする面もあります。
こちらのキッズスペースには柔らかいマットが敷いてあり、なだらかなすべり台などの遊具で遊ぶことができます。ここに陣取って、赤ちゃんには搭乗前の最後の運動をしてもらうのです!ここ重要。
搭乗前に食事を済ませ、ひたすら遊んで疲れてもらう!
とはいえ搭乗前の最重要ミッションは「離乳食タイム」です。
機内ではすやすや眠っておいてもらうため、離乳食を食べさせるタイミングは綿密にプランを練ってきました。
いよいよ実行の時!大人は交代でこどもにマンツーマン。とにかく動いて遊ばせます。
もし座り込もうものなら全力ですべり台などに誘い、しっかりと運動量を稼いでおきます。
このあいだに手の空いている大人は急いで離乳食の準備を整えます。
義兄と私がむつらぼしを遊ばせたあと、義母と妻が二人がかりで食事をさせます。時間はあるようでないので、ここは急ぎます。
赤ちゃんが食べ始めたら、機内のシートに座った後をイメージして、身の回り品の整理。欲しいものがささっと取り出せるようにしておきます。シートのポケットに入っている機内誌やカタログ類は頭上のラゲッジスペースに移すなどしてスペースを空けます。
手回り品バッグとシートポケットを使い分けて、荷物をとり出しやすくし、ベビーのお部屋をつくる感覚です。
そうそう。トイレ(特にジャンボなほうは必須!)も済ませておいてくださいね。
ひとたび機内に入るとシートベルトサインが消えるまでは自由に席を立てないです。
また赤ちゃんが慣れない機内の環境で落ち着くまでは大人たちはかかりきりになりますよ。
歯磨きも搭乗前に済ませておいてください。狭くて揺れる機内のトイレで歯磨きはおすすめしません。
離乳食については、手作りのものは持ってきていません。
食品の傷みや容器から漏れたりするのを避けたという意味もありますが、できるだけ旅が進むにつれ荷物が減るように計画していました。ので、食事のたびにパッケージごと捨てていくことのできる市販のベビーフードを食事回数ぶん持参しました。
いまから搭乗前に食べてもらうぶん、機内で食べるであろう2回ぶんを手荷物に入れておきました。
食器類も使い捨てで減らしていけるよう100円均一のものです。ペースト状の離乳食はパッケージから紙コップのなかに絞り出してスプーンで食べさせます。
紙コップは大人の食べる麺類を切り分けて入れてあげるのにもいいですね。ホノルルの食事ではフォーを細かく切り分けてあげたりしました。
スプーンはコンビニでもらえるようなプラスチックのものがあるといいです。日頃から多めに確保しておいて、1回ごとに使い捨てながら使いました。食事のたびに少しずつ荷物が減っていくプチ快感も味わえます。
私たちはスターバックスでフラペチーノ用にもらえる柄の長いスプーンがすごく使いやすくて、重宝していました。おすすめ。
お皿も同じく100円均一の紙皿。活躍するのは主にハワイに着いてからですね。
おやつの野菜ボーロや、お魚せんべいなんかを食べる分だけ取り分けるのに使いました。
プラの蓋がついた浅めの紙カップも便利。フルーツを細かく切り分けてこのカップに入れて、観光中のおやつにしていました。あと食事で余ったパンなんかを持ち帰る時にも使えました。
(持ち帰る量が多いときは、お店にドギーバッグくださいと言えば気軽にお持ち帰り用の容器をもらえます)
大人も運動!機内でぐっすり眠るための準備を!
食べ終わる頃には、大人たちも少し体を動かします。
この後はホノルルまで座りっぱなし。しこたま眠るので、今のうちに体をほぐしておきます。特に腰痛持ちは注意。もし心配なら市販のものでいいので、バンテリンなどの痛み解消グッズを携帯しておきましょう。私も機内に持ち込みました。
深夜便なのでみんなが寝ているなか、ストレッチや散歩をしたいけど、機内をうろうろ歩き回るわけにもいきません。搭乗したらホノルルまで座りっぱなし、ぐらいの想定でいきましょう。
腰痛持ちだから同じ姿勢が続くのはつらいのよ…
ハワイまでのフライトはしっかり眠っておくのが、時差ボケ対策の肝であり、コツです。
関西空港からホノルルまでのフライト時間は約8時間と少し。ガイドブックでは約7時間と書かれていますが、関西空港発ハワイアン航空だと少し長くなります。
その8時間のうち、離陸直後1時間・着陸直前1時間・機内食を食べる1時間を差し引くと、睡眠にあてることのできる時間は最大でも5時間と想定できます。もちろん機内食は食べませんの!という方は睡眠時間を稼げますが、CAさんが機内食を配ってまわる時に気配で起きてしまうこともあります。
貴重な5時間を睡眠に集中投下できるよう、しっかりと運動しておきましょう!
運動の合間に散歩も兼ねて、ひとりはチラチラと搭乗口の様子も伺いに行きました。
出発の遅延がアナウンスされていないかとか、優先搭乗が始まっていたりしたら自分たちもそろそろだな、とか心づもりをするための偵察部隊です。
そうこうしているうちに時刻は19:55。搭乗開始のお時間です。
出発時間は20:45ですが、これは飛行機が搭乗ゲートを離れ動き出す時間です。
実際に搭乗開始する時間はだいぶ早く設定されていて、50分前からです。
搭乗時間に遅れるとゲートがしまり、ごねても暴れても飛行機に乗ることはできなくなるため、搭乗時間は要チェックです。
優先搭乗はまずファーストクラス、ビジネスクラスからスタート。続いてエコノミーは入り口から遠い奥のシート番号の人から呼ばれますが、2歳以下の乳児連れが優先されます。呼ばれたタイミングで搭乗できるようゲートの前に移動して準備しておきます。
タイミングを逃して後から搭乗した場合、奥の席に行こうにも、手前の席の人たちで通路が混雑している可能性が高く。また席の上のラゲッジスペースは早いもの勝ち。早く席に着いてラゲッジスペースに乗せるものはスペースがあるうちにささっと乗せ、着席時に使うベビーグッズや手まわり品をシートポケットに入れておきます(とはいえ、ラゲッジスペースは譲り合って!)。
こうすることで気持ちに落ち着きが出ます。大人も早く機内になじむことができて、ひと心地つきます。長いフライトに備えて温存できる体力は温存しておきます。
いよいよハワイに向かう飛行機に搭乗。機上の人となります!